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アンクルスタシオンとは、酸化による腐食を利用した磁器の装飾技法です。色を付けずに、ニスで保護された絵柄を転写します。まず、彫り込む絵柄以外の部分に、耐酸性素材のニスを塗布します。次に、釉薬を溶かすフッ化水素酸溶液に浸し、デザインとして絵柄部分を腐食させます。その後、石油に浸し、洗剤と水ですすぎ、二層のゴールド(まず光沢、次にマット)か明るいプラチナで装飾を施します。これには二度の焼成が...
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INCRUSTATIONS(アンクルスタシオン)
アンクルスタシオンとは、酸化による腐食を利用した磁器の装飾技法です。色を付けずに、ニスで保護された絵柄を転写します。まず、彫り込む絵柄以外の部分に、耐酸性素材のニスを塗布します。次に、釉薬を溶かすフッ化水素酸溶液に浸し、デザインとして絵柄部分を腐食させます。その後、石油に浸し、洗剤と水ですすぎ、二層のゴールド(まず光沢、次にマット)か明るいプラチナで装飾を施します。これには二度の焼成が必要となります。
ゴールドのレリーフには、型押しされたゴールドのモチーフを特別な糊を使って筆で貼り付ける装飾技法を用いています。焼成後に金粉を振りかけて再度焼成します。アンクルスタシオンとは、ベルナルドが19世紀からリモージュ磁器の伝統工芸技法を、今に伝える格調高いエッチングの技法でです。蜜蝋をベースにしたワックスによる様々な模様を食器の表面に施し、模様以外の部分を、ワックスで塗りカバーします。白く残った模様の表面の釉を、強酸液により溶かし(腐食)、ワックスを洗い流すと、表面に彫刻を施したような模様が浮き上がります。この模様に、ゴールドやプラチナを手書きし焼き上げる工程を2度繰り返します。その後、サブラージュと呼ばれる磨きをかけ、仕上がります。
ロリエフと呼ばれる立体的なレリーフは、特殊な糊状の生地を手書きし、金粉をかけて窯で焼かれ、デリケートに磨きをかけて仕上げたもので、これも伝統工芸技法のひとつです。
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