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カンパーナ兄弟

ベルナルドとカンパーナ兄弟のビジネスパートナーとしての親交は、ドメーヌ・ドゥ・ボワビュシェでの邂逅以来15年に及びます。ブラジル人のデザイナーであるフェルナンド・カンパーナとウンベルト・カンパーナは、当時、ボワビュシェのデザインワークショップの講師をしていましたが、その発想たるや、磁器の常識をはるかに超えた革新的なものでした。

ウンベルト(1953年生まれ)・フェルナンド(1961年生まれ)兄弟の作品の根底にあるのは、日常にありふれた素材を変革し新たな発明へと導く発想です。35周年を迎えるサンパウロを拠点とする二人のアトリエは、破壊的なデザインのパイオニアとして国際的にも認知されており、プロダクトデザインの分野で画期的な発想表現を創出するに至りました。ブラジルの文化・伝統に根ざすことを誇りとする作品の中核にあるのは、自由や人間の尊厳といった普遍的な価値観そのものです。

カンパーナ兄弟の作品は、パリのポンピドゥー・センターや装飾芸術美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、サンパウロ近代美術館、ヴァイル・アム・ラインのヴィトラ・デザイン・ミュージアムといった著名な文化施設の常設コレクションとして所蔵されています。

2009年、二人はカンパーナ研究所(Instituto Campana)を設立しました。この研究所は、進化し続ける作品を未来世代のために保存すると共に、社会・教育プログラムを通じて変革を実現するツールとして二人のデザインの活用を奨励しています。