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サルキス

「16世紀の日本の技術『金継ぎ』に魅せられています。これは漆と金の混ぜ物を用いて陶磁器を修復し、その跡をあえて見せることで、その美的価値を高める手法です」。

アルメニア系フランス人のアーティスト、サルキスは1938年イスタンブール生まれ。絵画とインテリアデザインを学び、1964年、フランスに移住しました。

1967年、パリ・ビエンナーレで絵画賞を受賞、1969年には美術評論の大家ハラルド・ゼーマンの招きを受け、後世に語り継がれる展覧会「Quand les attitudes deviennent formes(態度が形になるとき)」に出品します。

35年以上にわたり、場所の記憶、そして自身の記憶が紡ぎ出すストーリーを題材に創作活動を行ってきたサルキス。水彩画から動画、彫刻まで幅広い表現技法を駆使し、ネオンや磁気テープ、銅など様々な素材を使用しながら、多種多様な分野や文化にルーツを持つものを組み合わせていきます。こうして生まれた彼の作品からは、世界の歴史に関する豊かな知識と力強いヒューマニズムが滲み出る、詩的な広がりを感じとることができます。

世界各国の展覧会に多数の作品を出品、またポンピドゥーセンター(パリ)やボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(ロッテルダム)、サンフランシスコ近代美術館、ジュネーヴ近現代美術館などの錚々たる美術館で展示が行われました。

彼の作品は数々の美術館や個人のコレクションに収蔵されています。1964年以降は、生活と仕事の拠点をパリに置いて活動中。

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